外耳炎の犬に与えるドッグフード

愛犬の臭いがきつくなったと感じた時、その臭いが耳からしたということはなかったでしょうか。
耳のトラブルを起こしやすい犬は、とても外耳炎にかかりやすいのです。
耳のトラブルに耳そうじは欠かせませんが、普段の食事、ドッグフードで少しでも予防・改善できるとしたら、ドッグフード選びを見直してみたいですよね。
ここでは、外耳炎の犬に与えるドッグフードについてご紹介したいと思います。

外耳炎を疑う症状と原因は?

犬は耳がかゆい場合、その他の体の不調に比べるとわかりやすい行動を示しますよね。
ただ、耳をかゆがる仕草は日常的に見られる行動のため、その耳のかゆさが病気なのかどうかまでは判断がつきづらいと思います。
以下は、外耳炎の症状の一例です。
犬が耳をしきりにかゆそうにしている場合など、参考にしてみてください。

・耳、首、頭などをしきりに掻く
・耳を床にこすりつける
・頭を振る
・臭いがきつくなる
・ベトベトした茶色の耳垢が出る

そしてその原因が以下のものです。

・マラセチア真菌
・細菌
・ダニ
・アレルギー性皮膚炎
・異物

マラセチア真菌とは、健康な犬にも存在するカビの一種で、増殖すると外耳炎の原因となります。
外耳炎は放っておくと、中耳炎、内耳炎へと進行し、耳が聞こえづらくなったり、難聴になってしまったりすることもあります。
耳の様子がいつもと違うなと感じた場合は、一度獣医師に相談することをおすすめします。

ドッグフード選びで気をつけたいこと

食事とは関係のなさそうな耳の症状ですが、ドッグフードを見直すことで予防・改善できる可能性があります。
ひとつずつ確認してみましょう。

アレルゲンを避ける

外耳炎の原因として、アレルギー性皮膚炎による炎症が挙げられますが、食物アレルギーが原因の場合、アレルゲンを避けたドッグフードに変えることで症状を改善することができます。
また、「今はまだアレルギーを持っていない」という犬の場合も、良質なタンパク質や穀物不使用のドッグフードを与えることで、食物アレルギーの予防をサポートすることができます。

免疫力を高める

マラセチア真菌や細菌は、免疫力が低下した時に増殖しやすい性質があります。
増殖しすぎることで、外耳炎としての症状を発症しますので、免疫力を高める食事が効果的だといえます。
免疫力は、腸内環境と深い関係にあることがわかっています。
ヨーグルトやサプリメントなど、腸内細菌を摂取できるものを与えてあげましょう。
また、添加物が多く含まれていたり、穀物ばかりで低品質なタンパク質しか摂取できなかったりすると、消化機能に負担がかかり免疫力は低下してしまいます。
免疫力は、外耳炎にかかわらずからだにとって大切な機能ですので、高品質なタンパク質・栄養バランスのいいドッグフードを選び、低下しないよう気をつけてあげたいですね。

栄養バランス

栄養バランスの中でも注目したい成分として、「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」があります。
これらは、バランスを崩すと外耳炎にとってよくないことを引き起こしてしまうのです。
オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸は、犬が体内で作ることのできない必須脂肪酸と呼ばれる脂肪酸で、バランスよく摂取すると、代謝される時に体内の炎症をおさえる物質をつくりだしてくれます。
ですが、ドッグフードには、オメガ6脂肪酸が過剰に含まれており、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸のバランスを崩している場合もあります。
その場合、炎症を抑えるどころか、促進させてしまう作用があらわれます。
栄養バランスについても、ドッグフードの原材料・成分表示などをよく確認するようにしてみましょう。
人間も、皮膚炎を起こすと辛いものです。
犬は耳の中を自分で綺麗にできないため、外耳炎を引き起こさないよう、低品質なドッグフードを選ばないようにしたいですね!