トウモロコシが主原料のドッグフード

ドッグフードを購入する時、パッケージの成分表示を確認したことがあるでしょうか。 表示を確認したことがある方なら、多くのドッグフードで「トウモロコシ」の文字が表示されているのを見たことがあるかと思います。
ドッグフードの主原料となっていることも多いトウモロコシですが、犬にどんな影響を与えているのか、気になりますよね。
ここでは、トウモロコシが主原料のドッグフードについてご紹介させていただきます。

ドッグフードの主原料としてトウモロコシが使われる理由

トウモロコシは、肉より安価なタンパク質源として多くのドッグフードで主原料とされています。
犬の好物や、栄養バランスのために使われていたわけではなかったのですね。
トウモロコシが主原料のドッグフードは、栄養バランスで見た場合、他の原材料や栄養素を考慮して使用しなければならないドッグフードだといえます。

犬はトウモロコシが苦手?

犬は本来肉食動物であり、植物を消化・吸収するのが苦手です。
野生で生活していたころ、犬は草食動物の内臓から、消化・吸収しやすいかたちで植物の栄養を摂取していました。
自分の力で消化・吸収するには、内臓などに負担をかけてしまうのですね。
また、植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べ、犬に必要な必須アミノ酸が少なくなっています。
特にトウモロコシは、ビタミンB3(ナイアシン)を合成する必須アミノ酸である、トリプトファンという物質が少ないという特徴があります。
継続してトウモロコシが主原料のドッグフードを食べ続けることで、ナイアシンが不足し、その結果欠乏症のひとつとして、腹部や後肢に皮膚のトラブルを引き起こすことがあります。
他にも、トウモロコシが主原料のドッグフードを食べさせることで、炭水化物が多くなると肥満や糖尿病の原因になったり、アレルギー反応を引き起こす可能性が高い食材であったりと、犬の体には大きな負担となる可能性があるのですね。

紛らわしい表示

ドッグフードのパッケージ表示は、公正取引委員会及び消費者庁の認定を受けた「ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則」により、使用量の多い順に記載すると定められています。
そのため、一番はじめに肉類が表示されていると、安心できると感じられるかもしれませんが、実はそうではありません。
同じトウモロコシでも、原材料名をわけて、一見肉が一番多いと見えるように表示されている場合があります。
以下はまぎらわしいトウモロコシの記載名となります。

・トウモロコシ
・コーン
・トウモロコシ粉
・コールグルテンミール
・コーンフラワー

これらのいくつかが、原材料の上位に表示されており、総合すると主原料がトウモロコシだった、というドッグフードがあるため参考にしてみてください。
主原料とされていることの多いトウモロコシ、愛犬に与える影響を知らずに使っていたという方も少なくないのではないでしょうか。
栄養や、からだの負担などを考え、愛犬に最適なドッグフードを選んであげたいですね!

参考:「ドッグフード選びのポイント」